翻訳と辞書
Words near each other
・ integrity
・ Integrity NonStop
・ Integrity Nonstop
・ integument
・ Integumentary system
・ Intel
・ Intel 4004
・ Intel 4040
・ Intel 440BX
・ Intel 486
・ Intel 486DX2
・ Intel 487
・ Intel 64
・ Intel 740
・ Intel 8008
・ Intel 80186
・ Intel 80188
・ Intel 80286
・ Intel 80287
・ Intel 80386


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

Intel 486DX2 ( リダイレクト:IntelDX2 ) : ウィキペディア日本語版
IntelDX2[いんてるでぃーえっくすつー]

IntelDX2(インテルディーエックスツー)は、インテル1992年に発売したx86アーキテクチャのマイクロプロセッサ。略称はDX2。
80486DXの内部クロックを2倍にして性能向上したもので、当初の名称は「80486DX2」だったが〔「The Intel microprocessors: 8086/8088, 80186/80188, 80286, 80386, 80486, Pentium, Pentium Pro processor, Pentium II, Pentium III, and Pentium 4 : architecture, programming, and interfacing」(Pearson/Prentice Hall, 2006, p900)〕、後に80486DXがi486DXに改名された際に同時に「i486DX2」に改名された。
更に1994年に、内部クロックを3倍にした「IntelDX4」(略称DX4)が発売され、同時に「i486DX2」は更に「IntelDX2」に改名された。
== クロックダブリング ==
DX2の基本技術は486DXと同一だが、これに新たにダブルクロック(クロックダブリング)と呼ばれる技術を追加した。この技術はCPU全体のクロック周波数フロントサイドバスの2倍に引き上げるもので、同じバス周波数のi486DXベースのCPUよりも高速である。DX2はクロックダブリングをした最初のマイクロプロセッサである。
たとえばDX2-50は、バス周波数25MHz、クロック周波数50MHzなので、DX-25と互換性があり、DX-50と同じ(DX-25の2倍の)処理能力を持つ。したがって、CPUがDX-25のシステムのCPUだけをDX2-50に変更すれば、設計・仕様をほとんど変えずにパフォーマンスを向上させられる。DX2-50のシステムのパフォーマンスはDX-25とDX-50の間であり、ボトルネックがCPU外にあればDX-25に近づき、CPU内にあればDX-50に近づく。
同様のCPU変更は、完成・販売したシステムに対しても可能である。このための交換用CPUがオーバードライブプロセッサ (ODP) である。486SXや486DX用に、内部がDX2のODPが販売された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「IntelDX2」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Intel 80486DX2 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.